火山活動の状況に応じてレベルは5段階ある。2015年の箱根大涌谷の噴火では、5月6日にレベル2(火口周辺の立ち入り規制)に引き上げ、6月30日にはレベル3(登山禁止・入山規制、居住地域近くまでの危険地域の立ち入り規制)に引き上げられた。
1990年11月17日に噴火した雲仙普賢岳は、翌1991年6月3日の火砕流により、多数の死者・行方不明者・負傷者を出したほか建物179棟に被害を与えた。噴火活動は1995年まで続き、度重なる土石流・火砕流災害が起きた。噴火の警戒レベルの名称は、2007年に提言され現在に至る