PDFでご覧になりたい方はこちらから
不動研ビジョン2030「鑑定最大手」から「課題解決のプロ集団」へ旧日本勧業銀行は戦前より不動産金融を扱う特殊銀行として、不動産に関する各種調査および鑑定評価などの活動を行っていました。昭和25年(1950年)、普通銀行への転換によってそれまでの鑑定評価業務は銀行業務上で扱う必要がなくなりましたが、不動産の鑑定評価に関わる各種の業務を継承していく機関の設立や、当時、国レベルでの課題としての公共用地取得問題に伴い、不動産鑑定評価制度の確立が叫ばれました。そして昭和34年(1959年)、不動産の総合調査研究機関として誕生したのが、私たち日本不動産研究所です。
以後、日本不動産研究所では、調査研究、鑑定評価、コンサルティングと、時代のニーズに応えて事業を拡大。今日では、約550人の人員と全国的なネットワークを築いています。不動産の現在を的確にとらえ、そして日本全国および海外において、未来を築いてゆくためのさまざまな事業を展開しています。
-30% -20% -10% ±0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% | |||
---|---|---|---|
1956 | |||
不動産の総合的研究センターの設立構想に着手 | 1957 | ||
勧銀調査部が中心となり日本不動産研究所設立案作成 | 1958 | 東京タワー完成 | |
財団法人日本不動産研究所設立 「田畑価格及び小作料調」「山林素地及び山元立木価格調」刊行 機関誌「不動産研究」創刊 「全国市街地価格指数」「全国木造建築費指数」刊行 |
1959 | ||
徽章制定 | 1960 | 国民所得倍増計画 | |
第2回汎太平洋不動産鑑定会議に日本代表として参加 | 1961 | ||
研究の日(毎週土曜日)決定 | 1962 | 全国総合開発計画 | |
不動産鑑定評価基準作成への協力 (不動産鑑定評価基準小委員会に櫛田理事長、嶋田久吉、斎藤逸郎が参画) |
1963 | ||
主たる事務所を港区愛宕町第9森ビルに移転 | 1964 | 東京オリンピック | |
第1回不動産鑑定業者登録 (社)日本不動産鑑定協会が設立、櫛田理事長が会長に就任 |
1965 | 第1回赤字国債発行 | |
第4回汎太平洋不動産鑑定会議 東京開催 | 1966 | 長期貸出金利引下げ | |
1967 | GDP世界第3位 | ||
本所勧銀不二屋ビルへ移転 | 1968 | 小笠原諸島日本復帰 | |
「不動産新法令の解説と運用」創刊 | 1969 | 東名高速道路全線開通・地価公示法制定 | |
1970 | 日本万国博覧会・地価公示価格第1回発表 | ||
システム開発部設置 | 1971 | ニクソンショック | |
IBM2741端末機を導入し、各種調査での利用を推進 | 1972 | 沖縄復帰・札幌冬季オリンピック・日本列島改造ブーム | |
1973 | 第一次石油ショック | ||
鑑定部3分割、同部と業務部・審査部設置 国土庁設置に伴い主務官庁が3省(大蔵省、建設省、自治省)1庁となる |
1974 | 国土庁発足・国土利用計画法制定 | |
統轄支所制度創設 | 1975 | 都道府県基準地地価調査結果第1回発表 | |
第1回不動産鑑定セミナー開催 | 1976 | ||
第1回定例講演会開催 管理部設置 「不動産用語辞典」初版刊行 |
1977 | ||
「不動産研究のしおり(のちに「不動産調査」に改称)」創刊 「不動産評価ハンドブック」初版刊行 |
1978 | 成田空港開港 | |
IBM5110コンピューターシステム導入 | 1979 | 第二次石油ショック | |
1980 | |||
システム開発部補償室設置 | 1981 | 神戸ポートピア81 | |
システム開発部システム分析室設置 | 1982 | 東北・上越新幹線開業 | |
創立25周年記念講演会を開催(全国18都市で延べ21回開催) | 1983 | ||
一級建築士事務所登録 補償コンサルタント登録 |
1984 | 東証ダウ1万円台突破・総務庁発足 | |
1985 | 科学万博つくば85・プラザ合意 | ||
FACOM-M320Eシステム導入 | 1986 | ||
1987 | 国鉄民営化 | ||
システム開発部2分割、同部とコンサルタント部設置 中国国家土地管理局と文書による交流を開始 |
1988 | ||
地理情報システム導入 | 1989 | 昭和から平成へ移行・土地基本法施行 | |
韓国鑑定院と相互交流のための合意書を交換 | 1990 | 土地融資総量規制 | |
基本財産を10億円に増額 投資採算プログラム運用開始 |
1991 | ||
固定資産税標準宅地評価支援プログラム運用開始 | 1992 | 地価税施行・地価公示17年ぶりに下落 | |
研究部、システム開発部、管理部を本所別館に移設、 総務部に情報企画室を設置 |
1993 | ||
鑑定部を鑑定第一部、鑑定第二部に分割 | 1994 | 関西国際空港開港 | |
ドイツ建設法典(対訳)が日本不動産学会著作賞を受賞 阪神淡路大震災調査 英文版「市街地価格指数」を発行 |
1995 | 阪神・淡路大震災 | |
ホームページ開設 | 1996 | 住宅金融債権管理機構設立 | |
第1回日中国際不動産シンポジウムを開催 「第1回全国賃料統計」調査を公表 「不動産市場の動き-REI MARKET REPORT-」創刊 |
1997 | 消費税5%へ引き上げ・北海道拓殖銀行、山一証券破綻 | |
「全国市街地価格調」が平成10年度日本不動産学会業績賞を受賞 「東京都心部のオフィス賃料の動向に関する 調査結果-R&M INDEX-」刊行 |
1998 | 長野冬季オリンピック・金融ビックバン始動 | |
第1回不動産投資家調査を公表 三鬼商事(株)との共同プロジェクト「オフィス賃料予測調査」を公表 |
1999 | 大手銀行15行に公的資金注入・日銀ゼロ金利政策開始 | |
「初台淀橋街区(東京オペラシティ)建設事業に係る コンサルティング業務」が平成12年度日本不動産学会業績賞を受賞 粟田工業(株)と共同による「土壌汚染地評価システム」の ビジネス特許出願受理 |
2000 | 金融庁発足 | |
アットホーム、ケン・コーポレーション及び 不動産経済研究所との共同調査研究、 「住宅マーケットインデックス」(住宅投資調査を統合)を公表 |
2001 | 米国同時多発テロ・J-REIT上場・銀行再編開始 | |
東京都心3区のオフィス市場に関する 「2003年問題に関する調査」を発表 |
2002 | 日本経団連発足(経団連、日経連を統合) | |
2003 | 六本木ヒルズ開業 | ||
業務部に「企業資産評価プロジェクト室」を設置 | 2004 | 新潟県中越地震発生 | |
専門業務推進チーム設置 | 2005 | 中部国際空港開港・愛知万博開催 | |
第1回JREIオフィスビル調査結果を発表 | 2006 | ||
国際評価室設置 | 2007 | 郵政民営化・米国サブプライムローン問題 | |
本社・支社・支所体制に移行 住宅マーケットインデックスを発表 |
2008 | リーマンショック・第1回地価LOOKレポート公表 | |
東京・大阪のオフィス賃料予測を公表 全国オフィスビル調査を公表 |
2009 | 民主党へ政権交代 | |
「日中韓国際不動産シンポジウム」開催 櫛田光男初代理事長著「不動産の鑑定評価に関する基本的考察」復刻版を刊行 |
2010 | 東北新幹線全線開通・初のペイオフ発動 | |
2011年5月2日、一般財団法人へ移行 特定事業部を設置 店舗賃料トレンドを公表 「市街地価格指数」ほか定期調査が大内賞を受賞 |
2011 | 東日本大震災・九州新幹線全通 | |
「JREIオフィス投資インデックス(JOIX)」(2011年12月末)を公表 | 2012 | 復興庁発足 | |
都市開発推進室、調査・事業支援室、東京五輪関連事業推進室設置 東京・大阪・名古屋のオフィス賃料予測調査結果を公表 東京23区のマンション価格と賃料の中期予測を公表 第1回国際不動産価格賃料指数を公表 |
2013 | 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定・量的・質的金融緩和導入 | |
国際部設置 中国現地法人「不動研(上海)投資諮詢有限公司」設置 金融ソリューション部、資産ソリューション部を設置 「国際不動産価格賃料指数」が (公社)日本不動産学会「業績賞」受賞 |
2014 | 消費税8%へ引き上げ | |
不動研住宅価格指数を公表 | 2015 | 北陸新幹線開業 | |
虎ノ門駅前地区再開発に伴い本社を 「汐留芝離宮ビル(港区海岸)」に移転 |
2016 | 熊本地震・日銀マイナス金利導入 | |
虎ノ門リアルエステートソリューション株式会社設立 シンガポール駐在員事務所設置 |
2017 | 大阪北部地震発生 | |
不動産研究第60巻記念号 「土地バブル、バブル崩壊、そして証券化へ」を刊行 |
2018 | 西日本豪雨・北海道胆振東部地震発生 | |
一般財団法人日本不動産研究所 創立60周年 将来予測に関する特許権取得 |
2019 | 平成から新元号「令和」へ 消費税10%へ引き上げ |
|
虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の完了に伴い、 創業の地 虎ノ門へ本社移転 シンガポール現地法人「Japan Real Estate Institute Asia Pacific Pte. Ltd.(日本不動産研究所アジア・パシフィック社)」設立 |
2020 | 新型コロナウイルス感染症による初の緊急事態宣言発出 | |
不動研ビジョン2030 「『鑑定最大手』から『課題解決のプロ集団』へ」公表 虎ノ門駅前地区市街地再開発組合より、 再開発事業支援に対する感謝状受領 |
2021 | 2020東京オリンピック・パラリンピック開催 | |
プライバシーマーク取得 | 2022 | 西九州新幹線開業 |
研究所について | 刊行物・レポート | 経済事情 | 地価関係事象 | |
---|---|---|---|---|
1957 |
|
|||
1958 |
|
|
||
1959 |
|
|
||
1960 |
|
|
||
1961 |
|
|
||
1962 |
|
|
|
|
1963 |
|
|
||
1964 |
|
|
|
|
1965 |
|
|
||
1966 |
|
|||
1967 |
|
|||
1968 |
|
|
|
|
1969 |
|
|
|
|
1970 |
|
|
|
|
1971 |
|
|
||
1972 |
|
|
|
|
1973 |
|
|
||
1974 |
|
|
|
|
1975 |
|
|
||
1976 | ||||
1977 |
|
|||
1978 |
|
|||
1979 |
|
|
||
1980 |
|
|||
1981 |
|
|
||
1982 |
|
|
||
1983 |
|
|
||
1984 |
|
|||
1985 |
|
|||
1986 |
|
|
||
1987 |
|
|
||
1988 |
|
|
||
1989 |
|
|
|
|
1990 |
|
|
||
1991 |
|
|
||
1992 |
|
|
|
|
1993 |
|
|||
1994 |
|
|
|
|
1995 |
|
|
|
|
1996 |
|
|
||
1997 |
|
|
|
|
1998 |
|
|
|
|
1999 |
|
|
|
|
2000 |
|
|
|
|
2001 |
|
|
|
|
2002 |
|
|
|
|
2003 |
|
|
||
2004 |
|
|
||
2005 |
|
|
|
|
2006 |
|
|||
2007 |
|
|
|
|
2008 |
|
|
|
|
2009 |
|
|
||
2010 |
|
|
||
2011 |
|
|
||
2012 |
|
|
|
|
2013 |
|
|
|
|
2014 |
|
|
|
|
2015 |
|
|||
2016 |
|
|||
2017 |
|
|
|
|
2018 |
|
|
||
2019 |
|
|
||
2020 |
|
|
|
|
2021 |
|
|
||
2022 |
|
|
|
昭和34年1月30日~昭和38年10月25日
初代会長 澁澤 敬三
昭和39年2月27日~昭和43年10月15日
第二代会長 堀 武芳
昭和34年3月2日~昭和50年11月14日
初代理事長 櫛田 光男 (昭和50年11月14日 第三代会長就任)
昭和50年11月15日~昭和53年5月25日
第二代理事長 斉藤 逸朗 (昭和53年5月25日 第四代会長就任)
昭和53年5月25日~昭和58年5月25日
第三代理事長 吉田 信邦 (昭和58年5月25日 第五代会長就任)
昭和58年5月25日~平成元年5月25日
第四代理事長 小林 忠雄 (平成元年5月25日 第六代会長就任)
平成元年5月25日~平成7年5月25日
第五代理事長 亘理 彰 (平成7年5月25日 第七代会長就任)
平成7年5月25日~平成13年5月25日
第六代理事長 臺 健 (平成13年5月25日 第八代会長就任)
平成13年5月25日~平成19年5月25日
第七代理事長 伊藤 博行 (平成19年5月25日 第九代会長就任)
平成19年5月25日~平成24年11月26日
第八代理事長 五十嵐 健之 (平成24年11月26日 第十代会長就任)
平成24年11月26日~平成29年11月29日
第九代理事長 福田 進 (平成29年11月29日 第十一代会長就任)
平成29年11月29日~令和4年11月29日
第十代理事長 日原 洋文
令和4年11月29日〜
第十一代理事長 宮内 豊