Think ESG/SDGs Databaseアーカイブ

  • 2024.06.10
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東京建築祭で5月21日に観覧できた劇場はどこか?

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 三越劇場は、1927(昭和2)年「三越ホール」の名称で日本橋三越本店6階にオープンした。間口約12m、奥行6mのプロセニアムアーチの舞台を擁し、客席を514席備えた百貨店内の劇場で、2016年7月日本橋三越本店(本館)が国の重要文化財の指定を受けるにあたり、劇場の装飾様式が評価された。例えば、2階席のファザードには石膏に彫刻を施し、手で彩色しているほか、天井にはめ込まれたステンドグラスや無数のステンシル画、壁面装飾等が開場当時のまま保存されている。

  • 2024.06.10
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東京建築祭で展示された黒川紀章設計のカプセルとは?

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 銀座8丁目にあった中銀カプセルタワーは、1972年に竣工し、50年の時を経て2022年に解体された。カプセル1個あたり約3㌧で、140個を組み合わせたメタポリズム建築。いくつかのカプセルは、再生プロジェクトとして再利用されている。
 東京建築祭では、築地4丁目のSHUTLで2基展示された。カプセルの大きさは、面積8.5㎡(幅×奥行×天井高:2.3m×3.7m×2.1m)。

  • 2024.06.10
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東京建築祭2024とは?

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 2024年5月18~26日にかけて東京で初めて開催された、日本橋・京橋、銀座・築地、大丸有エリア等に所在する近現代の建築物において、普段は立ち入れない場所や知る人ぞ知るエピソードに触れ、サステイナブルな建物に親近感が湧き、まちの魅力を再発見する祭典である。

  • 2024.05.27
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スシテック東京2024の海の森公園に着艇している帆船の特徴は?

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 世界初の水素混焼エンジンを搭載した旅客船「ハイドロびんご」が、スシテック東京2024の会場のうち、東京ビッグサイト、青海客船ターミナル及び海の森船着き場を航行している。
 このうち、海の森船着き場では株式会社商船三井が水素生産船「ウインズ丸」を係留させ、船内を見学できるようにしている。
 ウインズ丸は、ウインドハンタープロジェクトの実証船として開発したヨット。
 このプロジェクトは、洋上の風からグリーン水素を創って貯めることで推進エネルギーに化石燃料を一切使わない船を開発することと、創って貯めた水素エネルギーを陸上向けに運搬・供給することを目的に2020年11月から研究開発をおこなっているゼロエミッションプロジェクトである。

  • 2024.05.27
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スシテック東京2024で東京初飛行のクルマとは?

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 丸紅エアロスペース株式会社が事業展開する「次世代モビリティ・空飛ぶクルマ」のデモンストレーションとして、5月17日に東京ビッグサイト東棟屋外臨時駐車場で、都内初の「空飛ぶ電気自動車」の飛行が行われた。
 車種はLIFT AIRCRAFT社製のHEXAで、全長4.5㍍、車高2.6㍍、定員は1名。操縦席の下に電池があり、各プロペラにも着脱式の小型電池が備わっている。機体は10分程度駐車場内を旋回した。

  • 2024.05.27
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スシテック東京2024とは?

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 「スシテック」は「Sustainable High City Tech」の略語で、東京都が考案した。
 また、「SusHi Tech Tokyo 2024」 は、持続可能な新しい価値を生み出すためのイベントで、都市が抱える交通渋滞や温暖化などの社会課題の解決に向けて情報発信する。
 イベント期間は2024年4月27日~5月26日の1か月間で、日本科学未来館、海の森公園、有明アリーナ、シンボルプロムナード公園で分散開催することで集中混雑を回避している。

  • 2024.05.13
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GINZA SKY WALK2024とは何か

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 有楽町・京橋・銀座・新橋を結ぶKK線の未来を一足早く体験できるイベントで、2024年5月4~6日の3日間開催された。
 会場では、パフォーマンスステージやキッチンカー、子供向けワークショップや未来のモビリティ等の体験コンテンツの展示等が行われた。また、早朝のランニング・ヨガプログラムや夜景を見られるナイトプログラムも実施された。
 東京都は「東京グリーンビス」ブースを設置し、緑と生きるまちづくりの普及活動を実施した。

  • 2024.05.13
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KK線再生PROJECTとは何か

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 KK線とは、民間企業の東京高速道路株式会社が無料で供用している新橋・銀座・京橋をつなぐ自動車専用の道路「東京高速道路」の通称である。
 1966年に全線併用を開始した道路であるが、日本橋周辺の首都高地下化に伴う都心環状ルートの再編により、KK線が通行止めとなる2020 年代中頃に整備に着手し、全区間の整備完了については 2030 年代から 2040 年代を目標時期としている。「東京高速道路(KK線) 再生の事業化に向けた方針」(東京都 2023年3月)で示された、既存の高速道路出入口等を活用した5か所を基本に階段及びエレベーター等の設置を予定しており、歩くだけではなく、イベントを楽しんだり、視点場から街を眺めたり、カフェやベンチで寛いだりと、「誰もが楽しめる居心地のよい空間」としての活用を模索している。

  • 2024.05.13
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TOKYO GREEN BIZ とは?

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 東京都は、あらゆる機会を通じて緑の創出・保全を行い、緑の量的な底上げと質の向上を図り、緑を「増やす」取組を推進する「緑溢れる東京プロジェクト」を推進してきた。
 一方、近年の気候変動への適応など「社会的な課題解決への緑の活用」や、新型コロナウイルス感染拡大を契機に「開放的な緑空間等へのニーズ」が高まるなど、都市に求められる機能や人々の価値観も変化している。
 東京都は、こうした変化に対応するため人々の生活にゆとりと潤いを与える緑の価値を一層高め、これを未来に継承していくため、 100年先を見据えた新たな緑のプロジェクト「東京グリーンビズ(仮称)」を始めた。
 東京の緑を「まもる」「増やし・つなぐ」「活かす」取組の強化により、都市の緑化や、生物多様性の保全等を推進し、「自然と調和した持続可能な都市」へと進化させていくプロジェクトである。

  • 2024.05.01
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ガス・コージェネレーションとはどのようなシステムか

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 天然ガスを燃料にして、ガスエンジンやタービンを動かすことで電気と熱を得る仕組みである。
 1981(昭和56)年東京代々木国立競技場で、日本初の都市ガス・コージェネレーション・システムが設置された。ガス空調設備は、液体が気化するときに熱を奪い、気体が液化するときに熱を得る性質を利用して冷暖房をガスで行う。

  • 2024.05.01
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シェールガスとはどういったガスか

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 一般のガスは、砂岩層や石灰岩その他の層の岩石粒子の隙間に溜まっておりガス田と言う。一方、シェールガスは泥土が固まってできた頁岩(シェール)と呼ぶかたい岩の層に閉じ込められた状態の天然ガスを言う。
 2005(平成17)年以降、シェールガス革命が起き、米国では水圧で岩に割れ目を作ってガスを抽出したり、水平方向に掘ることで大量にガスを安価で生産することができるようになり資源大国に変わった。

  • 2024.05.01
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天然ガスは、石油や石炭と比較した時有害物質の排出量はどの程度か

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 環境に悪い排出ガスは、二酸化炭素(CO2)、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)と言われる。比較しやすいように石油から排出される各排出ガスを1とすると、石炭ではCO2・NOx・SOxが1.21・1.40・1.46で、天然ガスは同0.69・0.40・0.00である。
 EUタクソノミーでは、経過措置として化石燃料である天然ガスの活用を認めている理由は、石油や石炭に比べCO2排出量が小さいことを根拠にしている。

  • 2024.04.15
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可燃性天然ガスの成分構成を説明せよ

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 可燃性天然ガスの約90%がメタンで、残りはエタンやプロパン、ブタン等で構成される。これらの成分は、炭素(C)と水素(H)だけで構成されており、総称して炭化水素と呼ぶ。炭素原子と水素原子の分子量と結びつき方の違いで、メタン(CH4)、エタン(C2H6)、プロパン(C3H8)、ブタン(C4H10)となる。

  • 2024.04.15
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一般に使用している天然ガスとはどういった性質のものか

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 広義の天然ガスは、火山ガスに代表される不燃性とメタン等の可燃性をまとめて言うが、商業ベースで言う天然ガスは、可燃性天然ガスを示している。
 可燃性天然ガスは、成分が炭素(C)と水素(H)で構成されており、石油も同類である。可燃性天然ガスは、天然ガス生産プラントでマイナス162℃に冷やして液化ガスとしてタンカー輸送する場合と、パイプラインで気体のまま輸送する場合があるほか、分離抽出して液化石油ガス(LPG)になる場合もある。

  • 2024.04.15
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近代のガス使用の方法について簡潔に述べよ

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 昭和40年代後半以降は、天然ガスが主力となり、海外からマイナス162℃に気体であるガスを冷やして液化して輸送するようになった。液化の過程で、硫黄や一酸化炭素等の不純物を全て取り除き、純粋なメタン(CH4)に近い状態にして、タンカーで運び、ガスタンクに液体のまま貯蔵し、使用時に気体に戻して家庭や工場に送管している。

  • 2024.04.01
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ガスの製造方法を簡潔に述べよ

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 明治から昭和30年頃までは、石炭を炉に入れて高温で乾留(蒸し焼き)してガスを製造していた。ガス精製時には、硫黄やアンモニア、タール等が副産物として産出されるので、化学メーカー等に、また、炉の内部に残ったコークスは製鉄会社に販売していた。
 昭和30年頃から40年代後半には、油ガス、石油を熱分解して作る方法が主流となり、石炭からの製造では冬場等急激にガス需要が高まることを想定し各地にガスタンクを設置していたが、石油等からの製造ではガスはすぐ供給できるようになった。

  • 2024.04.01
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ガスマントルとはなにか?

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 日本では当初、裸火で火口の名前は、炎の形からバックウイング型、フィッシュテイル型というものがあったようだ。前者は蝙蝠の翼に似ており、後者は魚の尾びれに似た炎だったことから付けられた。その後、オーストリアのウエルスバッハが、1886(明治19)年にガス灯用の発光装置(マントル)を発明し、明治34年頃から国産化されるようになった。
 照度は、行灯が40 lx(ルクス)、裸火が60 lxで、ガスマントルは240~300 lx、日の出・日の入が300 lx程度である。

  • 2024.04.01
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明治時代の点消方とはどんな職業か?

  • Background / Contents

 ガス灯は、1872(明治5)年高島嘉右衛門が日本社中を立ち上げ、1872(明治5)年9月29日(新暦10月31日)に横浜市の神奈川県庁から馬車道・本町通りまでガス灯十数基に灯がともったのが始まりである。
 点消方とは、ガス灯の点灯、消灯を生業とした人を言い、夜になるとガス灯を点けて回り、朝が来ると消していった、また、ガス灯はガラスで覆われていたが、割れたガラスの補修や交換、煤や埃で汚れたガラスを清掃したり、マントルの交換等を行っていた。

  • 2024.03.18
  • Quiz / Headline / Keyword

環境債の1つであるGX経済移行債の5年債の入札結果で、グリーニアムは生じたか?

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 財務省は、2月27日にGX債のうち5年債の入札を実施し、発行予定額8000億円に対し、3.39倍である約2.7兆円の応札があった。
 最高落札利回りは0.339%だった。流通市場にける通常の国債利回りは0.354%で、1.5bpのグリーニアムが発生し、10年物より強く利差が生じた。
 移行債の特徴として、技術開発が炭素削減効果を高めていく競争社会への投資と結びつく市場が強まれば、グリーン資本が市場に内生化していく時間も短縮される。

  • 2024.03.18
  • Quiz / Headline / Keyword

環境債の1つであるGX経済移行債の10年債の入札結果で、グリーニアムは生じたか?

  • Background / Contents

 財務省は、2月14日にGX債のうち10年債の入札を実施し、発行予定額8000億円に対し、約2.9倍である約2.3兆円の応札があった。
 最高落札利回りは0.74%だった。流通市場における通常の国債利回りは0.745%で、0.5bp(ベーシスポイント)のグリーニアムは発生したが、非常に脆弱な利差であり、景気の見通しが少しでも不透明感を予測すれば吹き飛ぶようなものである。

  • 2024.03.18
  • Quiz / Headline / Keyword

環境債の1つであるGX経済移行債が日本の独自性を示している特徴とはなにか?

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 GX債(クライメート・トランジション利付国債)は、主に国内外の機関投資家を対象に5年債と10年債の2種類を発行した。
 政府は発効前に予定する投資事業を明らかにしているが、原子力発電の技術開発や石炭火力発電の低炭素化が含まれる。
 原油などほぼ100%輸入に頼らざるを得ない資源貧困国において、既存の技術を磨くことに投資をする道を残すことは、先進国をキャッチアップする努力を行っている発展途上国にとっても有意義な政策である。