・不動産投資家の期待利回りは、一部アセットで「横ばい」の地区もあったが、金融緩和の影響等を反映し、全体としては0.1~0.2ポイント程度の「低下」となった。
・東京のオフィスは、「日本橋」などで下げ止まりも見られたが、本調査の代表的な調査地区である「丸の内、大手町地区」は前回比0.1ポイント低下の3.5%となり、本調査の開始以降最も低い水準を更新した。地方のオフィスは「札幌」「仙台」「京都」が横ばいとなったが、その他は0.1~0.2ポイント低下した。
・他のアセットも全体としては「低下」傾向であるが、今回調査では「宿泊特化型ホテル」の低下が顕著であった。ホテルは2020年の東京五輪誘致決定などを機にまず東京で投資が活況となったが、最近では地方の中心市街地でもインバウンドの裾野が広がっており、今回調査では「札幌」「福岡」など地方都市のホテルの期待利回りが大きく低下した。
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