「全国」の地価動向は、全用途平均(商業地・住宅地・工業地の平均、以下同じ)で前期比(2019年9月末比、以下同じ)0.3%(前回0.6%)となり上昇傾向が続いた。昨年までは大都市を中心に全国の地価は堅調な動きが続いていたが、今年2月以降は新型コロナウイルス感染症の影響により上昇は一服、高止まりの状態となっており、上昇率は前期と比べて縮小する結果となった。
第156回「全国木造建築費指数」は、2010年3月末を100として109.2となった。前期比は0.1%上昇(前回0.3%)となり、2012年9月末調査以降、16期連続で上昇している。前年同期比(2019年3月末比)では0.4%上昇となった。