前橋版“生涯活躍のまち”へ
進むCCRC整備
一般財団法人日本不動産研究所 前橋支所
不動産鑑定士 原 孝幸
前橋市における近年の人口動態は、07年(平成19年)以降自然減(死亡数>出生数)の状態が継続し、地域の活力維持に大きな課題が突きつけられている。2060年の推計人口は現在の約2/3まで減少し、高齢化率は約40%まで上昇することが見込まれている。
前橋市は、人口減少問題の解決を目指し策定した「県都まえばし創生プラン」において、東京圏からの移住者と地域住民が、共に生きがいを持って、生涯にわたり活躍できる新たな地域づくりである「前橋版生涯活躍のまち(CCRC)」を基本事業の一つとした。