「やきものの里」の歴史が生きる 長崎県波佐見町 窯業の伝統を観光につなぐ
一般財団法人日本不動産研究所 長崎支所 不動産鑑定士 工藤健夫
長崎県で唯一、海のない東彼杵郡波佐見町(ひがしそのぎぐんはさみちょう)は、山あいにある人口1万5000人ほどの小さな町で、約400年の歴史や伝統を持つ「やきものの里」である。三川内(佐世保市)、佐賀県の有田町などと共に「日本磁器のふるさと 肥前」として文化庁が日本遺産に認定している。