九州最古の現役駅舎 故郷を代表する風景が存続
一般財団法人 日本不動産研究所佐賀支所 不動産鑑定士 梅本 龍
(九州最古の駅)
平成27年に日本の近代化を担ってきた「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録された。その遺産の多くは九州に所在するが鉄道駅は1つも特定されていない。
石炭運搬を担った鉄道や駅も重要な産業遺産と考えられるが、明治期の駅舎は建て替えが進み、現存するものはごく僅かである。