No.16 岡山県倉敷市

高梁川流域圏ビジョン
連携して成長模索

一般財団法人日本不動産研究所 岡山支所
不動産鑑定士 栗岡 義則

 倉敷市は、岡山県の南部に位置し、水島臨海工業地帯を擁し、石油化学コンビナートに代表される重化学工業の都市で昭和期は「新産業都市の優等生」と讃えられ発展を続けてきたが、その後40年を経過し、国内市場の成熟化と産業構造の変化に合わせて海外との競争力確保のため設備の集約、廃棄、転換を進め、新しい水島臨海工業地帯へ脱皮を図っている。