歴史遺構を観光資源に 医療福祉施設で人の流れ変える
一般財団法人日本不動産研究所 北海道支社 不動産鑑定士 稲葉 勝巳
小樽市は、札幌市の西部に接し、早くから港湾・鉄道が整備され日本でも有数の商港を擁する商工都市として発展したが、戦後は経済的優位性が弱まり衰退傾向で推移している。現在の市域は東西約36km、南北約20km、総面積約243k㎡である。