県内最大繁華街、空洞化の歯止め徐々に 再開発で居住機能を付加
一般財団法人日本不動産研究所 宇都宮支所 不動産鑑定士 永井正義
宇都宮市は、栃木県のほぼ中央部、都心から約100kmに位置しており、人口が50万人を超える同県の県庁所在地である。古くは二荒山神社の門前町として、江戸時代には城下町として栄え、明治17年に栃木県庁が置かれ、同29年に市制が施行し、以後、県内の政治経済の中心となった。