季刊「不動産研究」は、弊所 一般財団法人 日本不動産研究所が発行する不動産専門誌です。
昭和34年7月の創刊以来、不動産に関する理論的・実証的研究等の場を提供するもので、弊所職員をはじめ、不動産に関係ある各分野の学識経験者の方々から寄せられた学術的研究論文を紹介しています。時宜にかなった特集などを組むことも特色のひとつですので、是非ご一読ください。
①「木造建築物の多様化による地域と森林の再生」
宇都宮大学 地域デザイン科学部建築都市デザイン学科 教授 中島史郎様より建築物の木造化や木質化の最新動向について解説頂きました。
②「TCFDの潮流と不動産取引への影響 −気候変動への対応が不動産市場にもたらす変化−」
有限責任監査法人トーマツ シニアマネジャー 岡田嘉邦様よりTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に係る最新動向と不動産市場への影響について解説頂きました。
③「不動産のレジリエンス評価に対する新たな取組み −D-ismプロジェクト−」
野村不動産投資顧問株式会社 執行役員運用企画部長 下道衛様より災害等に係る不動産レジリエンスの評価である「D-ism」の取組みについて解説頂きました。
④「防災・減災に対応した不動産活用」
弊所 公共部参事 髙橋英嗣が防災・減災に対応した不動産活用に係る国や民間の取組みについて解説いたしました。
弊所研究員が2021年10月及び11月に公表した各定期調査の調査結果を報告いたしました。
① 「最近の地価動向について -「市街地価格指数」の調査結果(2021年9月末現在)をふまえて-」
平井 昌子
② 「最近のオフィス及び共同住宅の賃料動向について -「全国賃料統計」の調査結果(2021年9月末現在)をふまえて-」
曹 雲珍
③ 「最近の不動産投資市場の動向 -第45回不動産投資家調査結果(2021年10月1日現在)をふまえて-」
愼 明宏
④ 「全国のオフィスビルストックの状況 -「全国オフィスビル調査(2021年1月現在)」の結果をふまえて-」
富繁 勝己
①「2022年の不動産市場-マクロ経済動向から占う不動産市場の見通し-」
吉野 薫
②「民間不動産会社イニシアチブによる地方創生の取り組み
-ビジネスと地域社会の持続可能性を模索するULI NEXTの挑戦-」
吉野 薫・南川 しのぶ