アットホーム株式会社、株式会社ケン・コーポレーションの提供による東京23区のマンションデータを基に、当研究所が賃料単価、売買単価、分譲単価、 平均利回りなどを集計・分析し、年2回(3月/9月)公表しています。
都心5区のマンション賃料は、新築及び中古の大型タイプ(専有面積80㎡以上)はともに上昇し、前期の最高値を更新し、標準タイプ(40㎡以上80㎡未満)も前期の最高値とほぼ同じ水準を維持している。一方、新築及び中古の小型タイプ(専有面積40㎡未満)は前期比と前年同期比ともに若干の下落となった。
東京23区については、新築及び中古の大型タイプは上昇したが、標準と小型タイプは前期の最高値から若干下落した。
都心5区のマンション価格は、新築の大型と標準タイプは前期比と前年同期比ともに大幅に下落した。これは、中央区の選手村跡地の大量供給により、平均単価が押し下げられたためである。小型タイプは上昇傾向が顕著となっている。
東京23区については、新築の大型タイプは5区と同様の要因で大幅に下落した。なお、標準タイプは上昇したが、小型タイプは前期の最高値より若干の下落となった。中古の全てのタイプは前期より上昇し、最高値となった。
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