2022/08/22 8月2日に公表された国土交通省試算による、建設現場でのGHG排出量が全排出量に占める割合は?

 8月2日に開催された社会資本整備審議会・技術部会における国土交通省説明資料によると、2020年度でGHG排出量(Scope1+2)は全排出量の約0.7%、建設材料等のサプライチェーンを含めたGHG排出量(Scope3)は、全排出量の約10%強と試算されている。
 一方、建設段階及び維持管理段階毎のGHG排出量割合については、公共土木で建設段階が66.5%、維持管理段階が33.4%と試算されている。
 なお、維持管理段階において、緑地(都市公園、道路緑地、河川・砂防緑地、港湾緑地、下水道処理施設の外構緑地)、ブルーカーボン生態系による吸収量を計上している。