2022年3月末現在の「田畑価格及び賃借料調」と「山林素地及び山元立木価格調」の調査結果を公表しました。
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全国の農地事情を最もよく反映していると認められる市町村を選定し、地域の生産力および耕地条件等によって3つの品等に区分して、3月末現在の田畑価格および賃借料について調査し、都道府県単位で公表しています。
田畑価格及び賃借料調(2022 年3 月末現在)の調査結果
2 年連続の大きな米価の下落により、田賃借料及び田価格の下落率は拡大傾向にある。 □田畑価格の動向 ・全国平均の普通品等10a 当たりの田畑の価格は、田が65 万7707 円、畑が41 万2987 円で、前年に比べ田は△2.4%、畑は△1.4%と、それぞれ低下した。変動率をみると、下落幅は田で0.2 ポイント拡大し、畑で変わらなかった。 □田畑賃借料の動向 ・全国平均の普通品等10a 当たりの田畑の賃借料は、田が8,438 円、畑が4,927 円で、前年に比べ田は△2.2%、畑は△0.9%と、それぞれ低下した。変動率をみると、下落幅は田で0.4 ポイント拡大し、畑で変わらなかった。 |
全国の林業事情を最もよく反映していると認められる市町村を選定し、山林素地価格は用材林地(針葉樹林地)・薪炭林地(広葉樹林地)別、山元立木価格は杉・桧・松・薪炭材別の3月末現在の価格について調査し、公表しています。
山元立木価格山林素地及び山元立木価格調(2022 年3 月末現在)の調査結果
山元立木価格はウッドショック等に伴う歴史的上昇となり、山林素地価格は31 年ぶりに下落から上昇となった。 □山林素地価格の動向 ・全国平均の普通品等10a 当たり山林素地価格は、用材林地が4 万1082 円、薪炭林地が2 万8553 円で、前年に比べ用材林地は+0.0%、薪炭林地は0.1%と、それぞれ上昇した。変動率をみると、用材林地、薪炭林地ともに下落から上昇となった。 □山元立木価格の動向 ・全国平均の利用材積1m3 当たり山元立木価格は、杉が4,994 円、桧が10,840 円、松が2,729 円で、前年に比べ杉は56.1%、桧は51.9%、松は37.2%と、それぞれ上昇した。変動率をみると、杉、桧、松ともに上昇幅は大きく拡大した。 |
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