2023/08/07 ISSBのサステナビリティの国際開示基準の最終版で開示促進のため緩和した要件は何か?

 企業が開示する温暖化ガス排出量には、スコープ1~3が認知されつつあるが、スコープ3は、取引先が多岐にわたり、多くの企業で情報収集や開示体制が確立できていない。

 ISSBは、基準適用の初年度はスコープ3の開示を免除し、2年目以降は推定値の仮定を明示すれば推定値の使用を認め、中小企業には求めないことにし、開示の促進を優先する。