1981年7月に凌雲閣跡地とされる浅草2丁目13番で発掘調査が行われ場所が特定された。 最近では、2018年(平成30年)2月、浅草2丁目14番の工事現場から八角形のコンクリート基礎の一部や大量の赤煉瓦が出土した。これで、明治中期には、既にコンクリートで土台を作る技術があったことが分かった。 因みに、大阪の北野茶屋町の有楽園には、1889年(明治22年)に9階建て、高さ39mの大阪凌雲閣(キタの九階)が竣工していた。