アットホーム株式会社、株式会社ケン・コーポレーションの提供による東京23区のマンションデータを基に、当研究所が賃料単価、売買単価、分譲単価、 平均利回りなどを集計・分析し、年2回(3月/9月)公表しています。
2024 年3 月14 日
一般財団法人 日本不動産研究所
アットホーム株式会社
株式会社ケン・コーポレーション
東京23 区内の賃貸及び分譲マンションの成約事例をもとに集計分析した「住宅マーケットインデックス 2023 年下期」の調査結果の概要を公表いたします。なお、マンションの新築及び中古の賃料、中古マンション価格については統計的手法を用いて築年数を補正したものです。
都心5 区のマンション賃料は、新築及び中古の全てのタイプが上昇し、調査開始以来の最高値となった。
東京23 区のマンション賃料は、新築及び中古の大型タイプはほぼ横ばいとなった。標準と小型タイプは上昇し、調査開始以来の最高値となった。
表1 都心5 区及び東京23 区におけるマンション賃料の動向(単位:円/㎡)
都心5 区のマンション価格は、新築の大型と標準タイプは前期より大幅に下落したが、小型タイプは前年より大幅に上昇した。これは、前期の大型と標準タイプは港区の割合が高くて平均価格が押し上げられていたためである。また、同様に今期の小型タイプは港区の割合が高くて平均価格が押し上げられたためであり、注意が必要である。なお、中古の全てのタイプは上昇傾向が続いている。
東京23 区については、新築の大型タイプが前期より下落したが、標準と小型タイプは前期より上昇した。これは、前期の大型タイプは5 区の割合が高くて平均価格が大きく押し上げられていたためである。なお、中古の全てのタイプは前期より上昇した。
表2 都心5 区及び東京23 区におけるマンション価格の動向(単位:万円/㎡)
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【本調査の概要】
本調査は、東京23区内の [賃貸マンション事例]、[新築マンション事例]、[中古マンション事例]をもとに、統計的手法を用いて築年数の補正を行ったデータについて、エリア別、面積別、期間別に集計したもの。事例データはアットホームとケン・コーポレーションが提供し、分析は日本不動産研究所が実施。1998年上期~2001年上期までのインデックスを2001年11月に公表したのが第1回目で、以後半年ごとに公表(今回は第46回調査)。
2023 年下期のデータ数は28,882 件(新築マンション事例5,456 件、中古マンション事例671件、賃貸マンション事例22,755 件)であり、2019 年上期からの総データ数は347,868 件。
【データファイル「住宅マーケットインデックス」の販売】
内容:東京23 区、都心5 区、城西2 区、城南4 区、城北6 区、城東6 区、および各区における新築・中古、大型・標準・小型の各マンションタイプの価格、賃料、平均利回りなど(2019 年上期から2023 年下期の5 年分を掲載)
【販売方法の変更について】
①1998 年調査開始以来の全てのデータをエクセルファイルでご提供(PDF ファイルは最近5 年分のご提供)
②下記のEC サイトからご購入
アットホームショップURL:https://shop.athome.jp/shop/g/g00013-081/
定価:2,200 円(税込)
購入の問合せ:アットホーム株式会社 カスタマーセンター
(ナビダイヤル)0570-01-1967
(ナビダイヤルをご利用になれない場合は050-5538-0935)
発売予定:2024 年3 月14 日(木)
【内容に関する問い合わせ先】
一般財団法人 日本不動産研究所
研究部:曹、佐山(TEL:03-3503-5335)
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【転載のお申し込み】https://www.reinet.or.jp/?page_id=193