2024/07/11 【刊行物】特集「転換期を迎える中国経済と不動産市場」:季刊不動産研究第66巻第3号を発行しました。

 季刊「不動産研究」は、弊所 一般財団法人 日本不動産研究所が発行する不動産専門誌です。

 昭和34年7月の創刊以来、不動産に関する理論的・実証的研究等の場を提供するもので、弊所職員をはじめ、不動産に関係ある各分野の学識経験者の方々から寄せられた学術的研究論文を紹介しています。

 時宜にかなった特集などを組むことも特色のひとつですので、是非ご一読ください。

特集:「転換期を迎える中国経済と不動産市場」

①「中国不動産市場の調整と経済への影響」

 株式会社日本政策投資銀行 産業調査部経済調査室 副調査役 合津智裕様より長期化する不動産開発企業の信用不安と不動産市場の調整が中国経済に与える影響を解説頂きました。


②「最新統計からみた中国不動産市場の現状」

 弊所の海外現地法人である不動研(上海) 投資諮詢有限公司 董事・総経理 林述斌より中国における住宅マーケットの現状と不動産市場の今後の展望について解説いたしました。


③「中国REIT市場の現状と今後の展望」

 株式会社ニッセイ基礎研究所 社会研究部 研究員 胡笳様より中国REIT市場の現状と今後の見通しについて解説頂きました。


④「中国の不動産仲介業界におけるDXの進展-貝殻找房、58安居客、諸葛找房代表業者におけるDXの活用実態と特徴-」

 弊所 研究部 主席研究員 曹雲珍より中国の住宅流通におけるDXの活用実態と特徴等を報告しました。

調査

 弊所職員が「市街地価格指数」「不動産投資家調査」の最新調査結果を報告しました。

 ・最近の地価動向について-「市街地価格指数」の調査結果(2024年3月末現在)をふまえて-

佐藤 修

 ・最近の不動産投資市場の動向-第50回不動産投資家調査結果(2024年4月1日現在)をふまえて-

岩指 良和

論考

 「高度経済成長期の地価高騰―列島改造ブーム以前の記録を辿る(その1)―」

近藤共子

ほか、不動研だよりを掲載。

 【不動研だより】建物の良質な管理・活用を支援する「建物専門チーム」 

 


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