2024年3月末現在の「田畑価格及び賃借料調」と「山林素地及び山元立木価格調」の調査結果を公表しました。
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全国の農地事情を最もよく反映していると認められる市町村を選定し、地域の生産力および耕地条件等によって3つの品等に区分して、3月末現在の田畑価格および賃借料について調査し、都道府県単位で公表しています。
田畑価格及び賃借料調(2024 年3 月末現在)の調査結果
米価が上昇を継続し、田賃借料及び田価格の下落幅は縮小傾向にある。
・全国平均の普通品等10a 当たりの田畑の価格は、田が64 万1607 円、畑が40 万6823 円で、前年に比べ田は△0.9%、畑は△0.4%と、それぞれ低下した。変動率をみると、下落幅は田、畑ともに0.7ポイント縮小した。
・全国平均の普通品等10a 当たりの田畑の賃借料は、田が8,293 円、畑が4,893 円で、前年に比べ田は△0.6%、畑は△0.3%と、それぞれ低下した。変動率をみると、下落幅は田で0.5 ポイント、畑で0.1 ポイントと、それぞれ縮小した。
山林素地及び山元立木価格調(2024 年3 月末現在)の調査結果
ウッドショックの収束後、山元立木価格は前回調査の大幅な下落から桧は若干持ち直したが、杉・松は低下が継続した。
・全国平均の普通品等10a 当たり山林素地価格は、用材林地が4 万759 円、薪炭林地が2 万8619 円
で、前年に比べ用材林地は△0.5%低下し、薪炭林地は0.1%上昇した。変動率をみると、用材林地で低下が継続し、薪炭林地で上昇が継続した。
・全国平均の利用材積1m3当たり山元立木価格は、杉が4,127 円、桧が8,940 円、松が2,570 円で、前年に比べ杉は△5.4%、松は△3.8%とそれぞれ低下し、桧は0.8%と上昇した。変動率をみると、ウッドショックの収束後、杉、松は低下が継続し、桧は前回調査の低下から上昇に転じた。
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